鹿嶋市・神栖市・鉾田市で膝痛でお悩みの方必見!
理解し易い!膝の痛みの仕組みとは?
カラダケアサポートSUN.
はじめに 膝痛(変形性膝関節症)について
今回は臨床で施術する事が大変多い膝痛、その中でも変形性膝関節症についてです。
当店は茨城県鹿嶋市にありますが、膝痛患者さんの割合は多く、特に変形性膝関節症と病院で診断をされた方、接骨院に通われて、電気治療やマッサージやストレッチ、筋力強化などをされていたが、思わしくなく、近隣の神栖市、鉾田市、潮来市、行方市、または水戸市、つくば市、土浦市などから来店される方々がおられます。
そして、本題に戻りますが、これからの説明は一般の方向けに発信しておりますのでなるべく分かり易い表現で御説明します。尚、医療従事者である同業者向けの情報ではございませんので御了承下さい。
膝関節を簡単に御説明しますと
膝関節は大腿骨と脛骨からなる大腿脛骨関節(以下FT関節)及び、大腿骨、脛骨、膝蓋骨からなる膝蓋大腿関節(以下PF関節)の2関節からなります。
一般的にO脚やX脚などという表現は前者のFT関節の事を捉えたものとなります。このFT関節の表面にはいわゆる関節軟骨に覆われており、病院でレントゲンを撮り、関節面が狭いね、とか軟骨が傷ついている、すり減っている、とげばっているなどと表現される事があります。
それでは、
- そもそも変形性膝関節症での膝痛はこの軟骨にダメージを受ける事が原因なのか?
- 痛みは軟骨?
- 関節がやや狭くなっているけど、軟骨がすり減っている感じはないが膝が痛いのはなぜか?
などなど軟骨のみの説明では納得出来ないケースがある事がわかります。
ここで、整理しなければならないのは、痛み:(結果)に対し、その原因は何か。
この原因を突き詰める事が重要となります。
一般的な膝痛の症状
- 膝蓋骨(お皿)の下が痛い:
曲げ伸ばし時や立ちしゃがみ動作時、歩行時など - 膝関節の内側が痛い
- 曲げ伸ばし時や立ちしゃがみ動作時、歩行時
- 仰向けで寝ている時膝の内側が痛い
つま先が外側を向いて寝ている:股関節が外旋しているため(外側に回旋) - 膝蓋骨(お皿)の上が痛い:
曲げ伸ばし時や立ちしゃがみ動作時、長時間曲げた後(椅子座位など)、歩行時など - 膝関節の外側が痛い:
曲げ伸ばし時や長時間曲げた後(椅子座位など)、ランニング時など - 膝関節の裏が痛い、突っ張る:歩き始め、長時間曲げた後(椅子座位など)
- 屈げると膝の裏が圧迫される様に痛い
:屈曲(曲げる)可動域制限有りの人
一般的な治療方法①(対処療法)
- まず温める:ホットパックなど
- 電気をかける:低周干渉波治療、経皮的電気治療(TENS治療)など
- マッサージをする:固くなった筋肉をほぐす
一般的な治療法②(対処療法+ストレッチ+筋力強化)
- ストレッチをする:固くなった筋群をストレッチングする
- 筋トレをする:弱くなった筋肉を強化する
上記した対処療法にストレッチや筋力強化で対応。軽度な痛みには対応出来るが、筋膜系由来の痛みや、骨格のアライメント(骨の配列)が不良による痛みには効果が低くなる事が多い
当店では根治目的の治療(治療のゴールが見える)
身体の基盤を整えて症状を出にくくする。または、症状が出るようなストレスがかからない様な身体にする。
という事を念頭にします。→これを行う事で、一般的な膝痛の症状で記した症状が起こり難くなる基盤ができます。
基本は骨、関節をなす
- 筋膜リリースで組織の癒着などを取り除き、動きをスムーズにする。
- 癒着により正常関節運動を逸脱した骨同士の位置のズレを正す事(一般的には歪みと表現する事が多い)を行う
- 骨のズレが限り無く正された状態で、関節がニュートラルの位置で適切に可動する様にする。
- 各関節が正確に、且つスムーズに動くように訓練する
鍛える前に整える! 関節可動域の重要性に着目して治療する
大腿脛骨関節(FT関節)
- 屈曲、伸展可動域制限・・・曲がりきらない、伸びきらない
- 外反内反の増大・・・X脚またはO脚の増大
- 内外旋の制限やズレ・・・大腿骨に対し脛骨が過剰に外旋、または内旋するのを制限する
膝蓋大腿関節(PF関節)
- 膝蓋骨の動き・・・膝を伸ばす時は膝蓋骨は上方移動
膝を曲げる時は膝蓋骨は下方移動 - 膝蓋骨の傾斜・・・膝蓋骨上縁及び下縁が矢状面上または前額面上で傾斜する。
(傾斜方向 へ引っ張られる:組織間の癒着などにより)
膝の動きを分かり易く例えると
例を上げると、
大腿骨と脛骨を結んだものがレールとし、膝蓋骨が列車と仮定すると、
レールの位置のズレが無い状態で、膝の屈伸などで、列車はスムーズに走り、妨げるものが存在しないため、最小限の力で前進します。
レールの位置のズレが生じると、列車は脱線しないようにレールを擦りながら進んだり、より多くの力を使って前進しようとします。
よって、関節軟骨に負担がかかったり、緩衝作用のある軟部組織にストレスがかかったり、過剰に筋や筋膜の過緊張が起きたり、偏った筋の使い方をしたり、様々な弊害がでます。
そして、有る一定の許容範囲を超えると、痛みとして認識するようになります。
※実際には膝関節は左の図の様に滑りや転がり運動、膝蓋骨の形状、周辺の靭帯組織、関節包、その他様々な要因が絡んで関節運動を行います。
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