こんにちは。
鹿嶋市 整体&低酸素トレーニング・パーソナルトレーニング施設
Body conditioning support SUNです。
暑さがMAXで大変厳しい夏を迎えています。体調管理に気をつけていきましょう。
さて、以前書いた続きを。(だいぶ前ですが・・・)
痛みの中で大変多い膝痛。その中でも変形性膝関節症について
以前記載した、特徴的症状とはこのようなものでしょうか。
(a)膝蓋骨(お皿)の下が痛い:曲げ伸ばし時や立ちしゃがみ動作時、歩行時など
(b)膝関節の内側が痛い:
曲げ伸ばし時や立ちしゃがみ動作時、歩行時、仰向けで寝ている時(つま先が外側を向いてねている:股関節が外旋:外側 に回旋している事)
(c)膝蓋骨(お皿)の上が痛い:曲げ伸ばし時や立ちしゃがみ動作時、長時間曲げた後(椅子座位など)、歩行時など
(d)膝関節の外側が痛い:曲げ伸ばし時や長時間曲げた後(椅子座位など)、ランニング時など
(e)膝関節の裏が痛い、突っ張る:歩き始め、長時間曲げた後(椅子座位など)
(f)屈げると膝の裏が圧迫される様に痛い:屈曲(曲げる)可動域制限有りの人
他にもあるかもしれません。
そして以前記載した、今までの治療としてよくあるのは、
(1)まず温める:ホットパックなど
(2)マッサージをする:固くなった筋肉をほぐす、またはストレッチなど
(3)筋トレをする:弱くなった筋肉を強化する、体幹トレーニングをする、エアロバイクをこぐ等など
などが一般的でしょうか。他にもあるとおもいますが。。。
けしてこの治療を否定するわけではなく、これで完治する場合は良いと思います。
しかしながら、完治しない場合が存在する事が分かってきております。
今回は上記した(a)~(f)の様な症状を一つ一つ対応するのではなく、身体の基盤を整えて症状を出にくくする。または、症状が出るようなストレスがかからない様な身体にする。
という事を念頭にします。→これを行う事で(a)~(f)全てが起こりにくくなる基盤ができます。
基本は骨、関節をなす骨同士の位置のズレを正す事を意味します。
一般的には歪みと表現している場合が多いですが、
歪みとは、物体に外力を加えたときに現れる形状または体積の変化。ねじれ・ゆがみ・ちぢみなど。を表します。とされています。
今回の骨の位置のズレなどは、体積変化や骨の形状変化を主としていないため、歪みとの表現はしないことにします。(歪みと表現しても特別問題ないと思いますが。。。)
膝関節は大腿骨と脛骨からなる大腿脛骨関節(以下FT関節)及び、大腿骨、脛骨、膝蓋骨からなる膝蓋大腿関節(以下PF関節)の2関節からなります。
(a)FT関節の位置が
①屈曲、伸展可動域制限・・・曲がりきらない、伸びきらない
②外反内反の増大・・・X脚またはO脚の増大
③内外旋の制限やズレ・・・大腿骨に対し脛骨が過剰に外旋、または内旋するのを制限する
(b)PF関節の位置が
①膝蓋骨の動き・・・膝を伸ばす時は膝蓋骨は上方移動
膝を曲げる時は膝蓋骨は下方移動
②膝蓋骨の傾斜・・・膝蓋骨上縁及び下縁が矢状面上または前額面上で傾斜する。(傾斜方向へ引っ張られる:組織間の癒着などにより)
こうした、
大腿骨と脛骨と膝蓋骨の骨の位置のズレによって、
例を上げると、
大腿骨と脛骨を結んだものがレールとし、膝蓋骨が列車と仮定すると、
レールの位置のズレが無い状態で、膝の屈伸などで、列車はスムーズに走り、妨げるものが存在しないため、最小限の力で前進します。
レールの位置のズレが生じると、列車は脱線しないようにレールを擦りながら進んだり、より多くの力を使って前進しようとします。
よって、関節軟骨に負担がかかったり、緩衝作用のある軟部組織にストレスがかかったり、過剰に筋や筋膜の過緊張が起きたり、偏った筋の使い方をしたり、様々な弊害がでます。
そして、有る一定の許容範囲を超えると、痛みとして認識するようになります。
それではこの、骨同士の位置のズレとは、どうしておきてしまうのか、その要因は?
それを正さないと、固くなった所をマッサージやストレッチするなど、対処療法をしてしまう事ととなり根本的な解決から遠ざかり、結局完治しない施術、リハビリとなってしまいます。
次回に骨同士の位置のズレの要因に続きます。
鹿嶋市 整体&低酸素トレーニング・パーソナルトレーニング施設
Body conditioning support SUN