こんにちは。
鹿嶋市 整体・筋膜リリース&低酸素トレーニング・パーソナルトレーニング施設
Body conditioning support SUNです。
年も明け寒さも一段と厳しくなり冬らしくなってきました。
寒くなるとあまり動かなくなり、多くの人が経験する肩こり
前回は肩こり 〜その①〜として記載しましたが、その続編です。
今回は姿勢について。
肩こりになりやすい姿勢とは?
そんなの知っているよ。という方も多いと思いますが、復習も含め記載したいと思います。
①巻肩を作り出す姿勢~上体編
下図の様にスマホやPCによる仕事作業などにより所謂巻肩になりやすく、首から肩周辺に凝りが生じ肩こりになりやすいようです。
頭部は比較的重いため、スマホ姿勢を続けていると、前方に位置した頭部を後方の筋群で支えなければならず、肩周辺から肩甲骨、胸腰部にかけて過緊張状態を作り出します。
よって筋群や表面を覆う筋膜も緊張が生じ肩こりとなってしまします。
②巻肩を作り出す姿勢~骨盤、下肢編
巻肩の原因として、脊柱のS字カーブの破綻があります。
正常では頸椎前弯、胸椎後弯、腰椎前弯というようにS字カーブを描き、最上位に位置する頭蓋骨を支えます。
しかしながら、所謂猫背の姿勢をとるとこのS字カーブが破綻します。
その原因として
(1)骨盤後傾:(後ろに傾ける)
〇骨盤後傾を促す、下肢後面組織の過緊張があげられます。
〇骨盤は教科書的には約30°前傾しその上に脊椎を乗せS字カーブを作り出します。
〇この骨盤角度が前傾から後傾へ変位した場合、上記したS字カーブの破綻が加速されます。
〇そして、骨盤後傾を作りだすのが骨盤に起始部をもつハムストリングスという筋群が主体となります。
〇ハムストリングスは主に股関節伸展、膝関節屈曲に作用しますが、骨盤に付着するために骨盤後傾作用を呈しています。
(2)骨盤左右傾斜
〇骨盤が、右や左へ傾くため、脊柱が歪み、結果として肩甲骨の左右の高さが変位し、肩や頚部周辺の筋、筋膜の過緊張を引き起こし肩こりになります。
今回は肩こりについて姿勢を上下に分けて示してみました。
肩こりといっても原因は肩周辺ではなく、脊柱、骨盤、下肢へと下の方に有ることも多いということです。
当店は、原因を追及し、施術やトレーニング指導を行っております。
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